こんにちは、前田です。
志賀海神社に一日参りからスタートした昨日。

天気も良く気温も高く、海況もいい。

神恩感謝。

久々の志賀島白瀬。
今年2度目です。
この日の日中だけ奇跡的に海が凪ぎましたが、ゲストはウミウシ★ラボ会長のきゅうさんだけ。

もったいない。
なんでこんな日にみんな海に来ないのだろうか。
透明度は期待したほどではなかったけど、冬の玄界灘っぽさは十分に感じられました。

水温も12℃まで順調に下がり、ワカメも少し増えた印象でした。

とはいえ、まだまだ岩を覆う程でも無く背も低いのでじっくりとマクロ生物探しに没頭できます。

会長のきゅうさんは終始ニタニタしていました。

なんだかんだ約3か月ぶりとなったウミウシ★ラボ。
今回も浅場と深場で合計160分ウミウシと向かい合ってまいりました。
暫く時化が続いていたこともあり正直あまり数は見られないだろうと期待してなかったのですが、むちゃくちゃウミウシ増えてて驚きました。
中でも桜は早くも満開と言った感じで、そこらじゅうにはびこっていました。

サンライズにサクラちゃんが来たことが関係あるのかないのか、とにかく多かったです。

多すぎるせいか、アカボシウミウシに捕食されているちょっと残酷な場面にも出くわしました。

この冷たく広い厳しい海の中で、みんな必死で生きてるんですね。
冬の定番アカエラミノウミウシと

セスジミノウミウシも一気に数が増えました。

ホンダワラには今年も決まってフジエラミノウミウシが群生しています。

どうしてこう毎年決まって同じ時期に同じ海藻に同じウミウシが湧いてくるのでしょうね。
サガミミノウミウシも増えて浅場の至るところで観察できます。

見慣れないシロタエミノウミウシ系のウミウシの姿もありました。

あとは水温が下がってやけにワレカラが目立つので、ウミウシのワレカラ添えが楽しめます。

フタスジミノウミウシとワレカラ。

コガネマツカサウミウシとワレカラ。

ミドリアマモウミウシとワレカラ。

ゴマフビロードウミウシとワレカラ。

色鮮やかで生き生きとした海藻に居るゴマフビロードウミウシの周りにワレカラや節足動物類が群れてて、ホームグラウンドの海の強いエネルギーを感じる一枚ですよね。
魚は一気に減りましたが、ウミウシは数がむちゃくちゃ増えたので初心者でも簡単に見つける事が出来るし、撮影に没頭できるのはこの季節ならではではないでしょうか。

ウミウシ★ラボ、新たに参加希望の方は会長まで。
(本日のブログに掲載したウミウシの写真は全てきゅう会長が撮影しています)
では、また明日。


