昨日はホームグラウンドの志賀島白瀬でウミウシ★ラボ。
順調に毎月第一水曜日に開催中。
とりあえずこの一年間は観察できる種類を調査し、ウミウシシーズナリティーを完成させた後は、ウミウシのエサとなる海藻や繁殖時期、卵の色形なども調べて、よりウミウシについての知識を深めていければいいなと思う。
●実施日:2023年5月3日
●気温:23℃/晴れ
●水温:17~18℃
●波浪:凪→北西0.5m
●潮汐:中潮
●参加者:きゅう会長・前田・たつぼう・コンバット・シェリー
●調査エリア:志賀島・白瀬
きゅうチーム①ウミウシ岩周辺→P8→立岩(90分)max9m
きゅうチーム②P7・四つ岩の右2つ(70分)max14.2m
辰チーム①P3→P6(105分)max10.7m
辰チーム②P7→四つ岩の左2つ(101分)max14.8m
●観察できたウミウシの数:42種
いつもは会長と前田で開催することが多いけども、昨日はGW中というこてで、ウミウシ好きのコンバットとシェリーに加えて、海の知識と高いダイビングスキルを持ったイントラのたつぼうも参戦。
2チームに分かれて調査範囲を広げることができトータル42種のウミウシが見られたが、前回よりも種類も数も減った印象だった。
浅場よりも深場の方が数も種類も増え、深場の普通種は大きな個体が多かった。
初夏を思わせるウミウシの数が増えた。
ハナイロウミウシはここ最近のダイビングでは継続して観察できている。
センヒメウミウシも普通に見ることができ、
オトメウミウシは一気にその数が増えた。
シラユキウミウシ・シラユキモドキ・シラヒメウミウシの名前なかなか覚えられないシリース。
シラユキウミウシが増えてきたが、モドキはいつ現れるのだろうか。
夏のイメージの強いクモガタウミウシは既に大きな姿で岩の隙間にハマっていた。
冬場は岩と化して冬眠しているのではないかという疑問が浮上。
数が少なくなったミノ系のウミウシたち。
既に息を引き取った個体も観察できたし、来月にはきっともいいないだろう。
2~3月に多かったネコジタウミウシも殆ど見ることができなかった。
今年はミズタマウミウシが少ない。
この日はP5に1個体のみしか見つけることができなかった。
多い年と少ない年の違いはなんだろう。
来月は6月1日開催予定。