2026年春の玄界灘。
3月15日 潜水場所:志賀島白瀬
3月17日 潜水場所:志賀島白瀬
3月18日 潜水場所:志賀島、黒瀬と白瀬
3日間のトータル潜水時間:438分
水温:12℃~13℃
漸く北風が弱まり三寒四温を繰り返しながら今年もまた春がやってきました。
この頃になると私たちのホームグラウンド志賀島の海はやっとこさダイバーを迎え入れてくれます。
そして、色鮮やかで賑やかな水中を見せてくれます。
3月末~6月頭まで、ここ志賀島では人気のダンゴウオも観察できていたんだけど、2020年を最後に玄界灘でのダンゴウオの目撃情報はなくなりました。
5年間出会えていないけど、このエツキイワノカワという海藻の上はついつい毎年探してしまいます。

いつひょいっと天使が姿を現すとも限らないのでね。

あ、ちなみにこちらの写真は2020年のもので、この3日間観察できていません。
しかし連日捜索は人知れず行っています、どうも前田です。
といいいますか、エツキイワノカワだけじゃなく春の玄界灘は海藻やコケムシ類がかなり多いので、それを隠れ場所とする生物や、餌とする生物が一気に増えます。
先日久々に入った黒瀬では例年にない数のホンダワラ類の海藻が太陽めがけてまっすぐに生い茂っていて驚きました。

エントリー口付近ではまばらだったホンダワラ。

沖に進むにつれその数は増え

あっという間に幻想的なホンダワラの森。

森を抜けると少しずつワカメが姿を現し、

ホンダワラが消えると一面ワカメの絨毯になりました。

黒瀬にこんなにホンダワラ類が群生したことがなかったので、それにももちろん驚きましたが、白瀬と僅か400mくらいしか離れていないのに水中景観がこんなに違うことにびっくりしました。
また、今年はワカメエリアが広く、水深10mくらいまで続いています。
そして長いワカメエリアを抜けるとカラフルな世界が広がっています。

ウスバワツナギソウや、カミノアミズなどの海藻は、見る角度によっては光輝いて見えるので特に目を引きます。

とはいえ、水中で光って見えるのは海藻自ら発光しているわけではなく、構造色と言ってそれ自体の構造によって光の波長が干渉し合って発色するシャボン玉やCDと同じ現象だそうです。
色素によるそのものの色ではないので、見る角度や光の当たり方で色が違って見えたり、色が無くなって見えるので、きれいに写真を撮ろうとするとなかなか難しいんですよね。

現在愛用のわたくしのカメラOM1は修理中なので、TGで撮影しています。
修理から戻っててきたらすぐ撮影に出掛けたいと思います。
海藻だけじゃなくて水温の低い今、ヒメホウキムシなどのはえものも生き生きしているし、

愛らしいウミウシたちも増えてます。

人気のミズタマウミウシや春らしいサクラミノウミウシ。

レアなハナショウジョウウミウシ。

トゲトゲウミウシに似た、コヤナギウミウシ。

自分のお気に入りを探しに来てください。

観察できるウミウシも海藻も増えているので初心者でも簡単にウミウシ類を見つけることができますよ。

魚はまだまだ少ないですが、識別不能な稚魚の群れも時折帯をなして泳いでおり、それを狙う小さなカジカ系のお魚たちがちらほらと観察できています。

春濁りが始まる前に、ぜひ遊びに来てくださいね~!
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