2026年春の玄界灘。
3月21日 潜水場所:佐賀県/唐津
①家康ポイント
潜水時間:60分 水温:14℃
②施設前ビーチ(捨て瀬)
潜水時間:72分 水温:14℃
この日は天気が良く外気温も20℃近くまで上がったので、大変暑うございました。

とはいえ水中はまだ14℃なのでしっかり寒さに備えとかないと、後半は震え上がることになります。
それが春の玄界灘というもの。どうも前田です。
ドライスーツのインナーはまだ真冬の時期とさして変わりありませんが、
水に入れば、すっかり春。

春のウミウシたちをたくさん見ることができました。

オオクチリュウグウウミウシとミズタマウミウシ。

どちらも自宅で飼育したいくらい好きなウミウシです。

オオクチリュウグウウミウシはその名の通り大きな口を開けて食事するんですが、その姿が一生懸命すぎて大好きです。
やっぱりダイビングしていて一番テンションの上がる瞬間は、海の生き物たちの『生』を感じれた時なんですよね。
海藻についたごはんをもぐもぐ。

口をいっぱいに広げてもぐもぐ。

あたりの異変(わたしたちダイバー)に警戒しながら、目を黄色く光らせながらハネ貝を離さないマダコ。

この日も貴重な瞬間を垣間見ることができました。
捕食や食事だけじゃなく、春は繁殖の時期でもあります。
多くの生物は春~初夏に繁殖行動を行います。
海の生き物も当然ですけど子孫を残すためにとにかく必死で、どこか面白くも愛らしくもあるんですよね。

魚としては大変珍しく一夫一妻で有名なタツノオトシゴもカップル誕生の時期。
この日も2匹で絡まりあったり、同じ行動をとったりと面白い姿を見せてくれました。
チャガラたちもは他の魚たちが増える前、冬~春に繁殖行動が盛んになります。

オス同士の戦いや、繁殖時の鮮やかな背びれ、卵保護に勤しむお父さんなんかを観察&撮影してたら時間なんていくらあってもありませんよね。
あっという間にエアーがなくなりました。
2本目は場所を移動して、捨て瀬のビーチにやってきました。

こちらもやっぱり暑かったですが、1本潜って少し体は冷えました。
ゲストのリクエストでトンネルくぐり。

きれい。

トンネルを抜けると、そこにはホンダワラの森が広がっていました。

捨て瀬にこれほどまでに多くのホンダワラが群生しているを見たのは、この20年で初めてのことのように思います。

なんとも幻想的な空間。

透明度も良かったので、とても楽しかったです。

なかなか見れないこの景色、春濁りが始まる前に是非リクエストください。
砂地のアマモ場にもまた生命が誕生しています。

世界最小のヒメイカを多く見ることができました。
ペアでいる個体も多かったので、肉食魚たちに注意しながらじっくりと繁殖行動の観察&撮影するのもいいですね。

岩場ではミガキボラという種類の巻貝が産卵していました。

真っ白な卵は春先によく岩場で目にするけど、産卵シーンにでくわすことはなかなか珍しい。
四季を感じることのできる海、玄界灘。

春の玄界灘の海は瀬生物のエネルギーに満ち溢れていますよ。
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