国の天然記念物にも指定されている佐賀県唐津市「七ツ釜」は、玄武岩が荒波にさらされ浸食されてできた景勝地。
その名の通り7つの洞窟が並列し、自然の脅威を感じさせてくれる場所。
観光船イカ丸も頻繁に洞窟見学にやって来ます。

こちらの洞窟、正面左を1番とすると、
1番窯、反対側が開いていてスルー可能。奥行きはまあまあ深い
2番窯、すぐに行き止まり
3番窯、まあまあ奥行きが深い
4番窯、細くて真っすぐでかなり奥行きがある(100m以上)
5番窯、入り口がでかく、途中で曲がってるけど奥行きは深い(100m以上でイカ丸はここに入る)
6番窯、広くて短い
7番窯、広くて短い(6と7は奥で繋がっています)
ガイドは自称『ななつがマスター』のRIOさん。

最近はポムポムプリンがお気に入り。

この日は7番と6番と5番に入りました。

釜に向かって少々急ぎ足で泳いでいきます。

途中、ミナミハコフグの幼魚が数個体と夏のウミウシも色々見ることができました。

とはいえ、七ツ釜。
このポイントはやっぱりワイド!

ダイナミックな地形が見どころで、冒険気分が味わえます。
岩肌が柱のように規則正しく並んでいるのが柱状節理で、これは溶岩が冷えて固まる際に収縮して自然の力で発生します。
そんなダイナミックな光景を真下から見れるのは私たちダイバーだけ。

玄海灘のダイバーなら絶対一度は潜った方がいいと思います。
他にこんな場所ありませんから。

しかもこの日は黒潮に乗ってやってきたアオミノウミウシの好物、夏の風物詩ギンカクラゲがたくさん。

弱い毒があるので、触らないようにしましょう。

洞窟の出口付近は光が差し込んで神秘的な光景。

はじめて七ツ釜に潜ったみーも大喜び。

いい動画が撮れたかな?

洞窟出口付近には大量のカブトクラゲがおりました。

潜っている時はウリクラゲかと思っていましたが、写真をよく見るとカブトクラゲでした。

こちらのクラゲはクラゲと名がつきますが、刺胞動物のクラゲとは体のつくりや生活が全く異なる有櫛動物で毒はありませんのでご安心を。
ボートの方へ泳いでいたら、アサガオがなにやら捕まえていました。

タツノオトシゴがストラップには絡まってきたそう。

飼うわけにはいかないので、そっと海藻の中に逃がしてきましたとさ。
2本目は人口わずか50人の小さな島、松島へ。
2022年に1日1組限定のグランピング施設ON THE CLIFFができているので、お散歩がてら見に行ってみました。

高級感のある施設と玄界灘の向こうに壱岐が拝めました。
松島のダイビングポイントと言えば港からすぐそばのケーソン。

夏になるとこの巨大なケーソン付近にはイサキが群れるので、ケーソンから一気に水底へと下におりていきます。
水深は25mを超えるので、ここはエンリッチタンクがオススメ。

イサキがケーソンに寄っているか離れているかは潮次第。
この日は流れがなく、横にだらーーっと伸びていました。

これだと写真映えしないので、奥から一気にイサキを追い込んでいくことにしました。
どんどん群れが固まっていきます。

ぎゅうぎゅうのイサキ。

近くで見るとぶつかり合いながら泳いでいるのが分かりました。

どんどん大きな塊になります。

すごい迫力です。

玄海灘のダイバーなら絶対これも一度は見た方がいいです。
夏の風物詩、イサキウォール。
そうこうしてたらもうNDLの限界なので、浅瀬に戻ってケーソンについたウミウシ探しと安全停止。

ケーソンには海藻やソフトコーラルが多いので、探せば結構ウミウシも付いていて面白いです。
コナフキウミウシがたくさんいました。

志賀島ではあまり見ることのできないシロウミウシに似たウスイロウミウシの姿もありました。

違いが分かります?
大きなニシキウミウシも2個体。

この日、珍しく足はつらなかったミーですが、派手に撒き餌をかましてやりました。

方や、酔いやすいことを理由にこれまでボートダイビングを避けてきたフジコ。
様々な作戦が功を奏して船酔い知らずでがっつり2ダイブ潜ることができました。

今年はボートダイビングにも動画撮影にもチャレンジしているベテランダイバーフジコ。
できないこと苦手なことから避けてると人は成長しませんからね。
恥をかくことや失敗を恐れて学びや成長の機会を失っては、人間として生きる意味がないのではないかと思います。
「時間がない」「忙しい」「自分には無理だ」とできない理由を並べるのは簡単。
だいたい忙しいと言う人ほど、代わりがいくらでもいる仕事をしていたりする。

いつまでも学んで成長していく自分でありたいと思います。
以上、前田がお届けしました。
ご参加の皆様ありがとうございました。
次回の唐津ボートは8月20日です。
7/29(水)
潜水場所:唐津/七ツ釜・松島ケーソン
潜水時間:53分+63分
最大深度:25.2m
透視度:10m
水温:26~28℃
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