8月が終わりに差し掛かりますと、季節風が吹いてきます。
風の方角は北東です。
あと、志賀島を楽しめるのは、あと1週間くらいでしょうか。
季節風が吹き出しますと、白波がコンスタントに白瀬を襲いますので、潜れる回数がぐっと減っていきます。
白瀬は無人になります。
そして、本格的な唐津と長崎と山口の時代がやってきます。
この日は、ミチヨミノウミウシがエサを食べ尽くして、いなくなってしまう前にてるちゃんがやってきました。
稲刈りの前のラストチャンス。
無事カメラにおさめたようで、よかったです。
こちら、美人ウミウシコンビは、ウミウシだけを狙って潜りました。
レア種、フジナミウミウシを見つけていましたね。
さすがです。
他には、ツルガチゴミノウミウシも撮影していました。
そのほかの生物はどうかといいますと、
ナガサキスズメダイがガンガゼの中にいました。
別に思い出さなくてもいいんですけど、長崎の海を思い出しますね。
ヤマドリなんかもいました。
ほっぺのぶつぶつが涙に見えませんか?
タツノオトシゴもいいサイズになっていました。
成長したアンドンクラゲも浅瀬でからまりあっていましたね。
このクラゲは夏のセミみたいにわずかな期間しか生きられませんので、生命のはかなさを味わうのではないでしょうか。
そのころ、唐津ではプール講習が行われていました。
見てわかる通り、THE 大学生です。
どこからどう見ても、大学生らしいマスククリアを行っていました。
見るからに大学生らしい、中性浮力を行っていました。
わたしが望むことは、大学生らしく講習を終えてもらい、大学生らしく飛行機に乗りこみ、大学生らしく寮に帰って、大学生らしく真面目に勉学にはげむことです。
それで彼の夏は完全に終わりです。
サンライズの夏はもう少し続きますけどね。