こんばんは、前田です。
エンリッチタンク6本持って呼子に来ました。
8月にはっちと潜った日から2ヶ月ぶり。
何故ここに来たかというと、ここか辰ノ口しか潜れるとこがないから。
台風ばりの波の高さだった昨日もここは潜れたんだそう。
とはいえ心配なのは透明度。
9月の台風2連発が去ってからというものなかなかどこも透明度が回復しません。
唐津マリンスポーツクラブの方も嘆いていました。
玄界灘沖のボートダイビングポイントも連日透明度は3m、施設前ビーチも1~2mだそう。
われらがホームグラウンド志賀島もまた、変わらずといったとこ。
どこもかしこも厳しい状況が続いています。
早く潮がきれいさっぱり変わってほしいところですが、そんなことどうしようもないので与えられた環境の中で楽しみを見つけるだけですよね。
今日の家康ポイントの透明度、浅場2~3m。
深場50cm。
砂を巻き上げると0cmになるから注意が必要。
魚はまぁまぁ多そうですが、
なにせ見えませんもので大変困りました。
そんな日の楽しみ方を模索してきました。
フィンワークに気を付けながら『はえもの』と向かい合うのはどうでしょうか。
そう、『はえもの師匠』は言わずと知れたせいな先生。
こちらはエダムチヤギにございます。
こちらはハナヤギ。
ポリプが開くとお花のようでとても美しいのです。
しっかりと開いたポリプを撮影しようと近寄ると・・
警戒してぎゅっとポリプを閉じるんです。
植物の様に見えてもやっぱり動物なんだなと実感しますね。
こちらはトゲトサカ。
淡いピンクも濃い紅もきれいです。
小さなエビやカニが居てくれればもっと映えるんですが、まぁしゃあない。
泥の上にはオドリカクレエビが5匹くらい居たんですけどね。
なんでイソギンチャクやコーラルに乗ってくれないの?
と、思いますが生き物だから仕方がない。
寒い時期に増える青いホヤが所々で観察できました。
あっという間に水温は下がり、すぐに冬になるんだろうなと感じていました。
濁っていても自分なりの楽しみを見つけ、海や自然の環境に感謝してこそほんとのダイバーのように思います。