明けましておめでとうございます。
の挨拶が一番適しているのだろうけども、どうも今日の私にはそれが適さないんですよね。
12月28日に休んでから、そのまま今日まで突っ走っているからでしょうね。漸く明日からゆっくりと長い休みに入りますので、今日が年末仕事納めの気分です。
そしてこの日、1月4日の唐津でのダイビングは、潜り納めの気がしてなりませんでした。
4人でまったり捨て瀬を潜ってきたこの日。
女子ばかりだったし、他にダイバーは誰もいなかったからか、唐津マリンスポーツクラブのオーナー浪口さんがいつも以上に前田に付いて回っていたのが印象的な一日となりました。
漁師のおじさんにどうも気に入られます、わたし。
これから年を重ねても変わらないでいただきたいものです。
どうぞ宜しくお願い致します。
さてさて。
この日の施設前ビーチは、北西の風4m、波の高さ1.5mですが、ご覧の通り。
ホームグラウンドの志賀島は暫くクローズが続いてて、結局12月中旬が潜り納めでした。
いやはや初潜りはいつになりますかね。
今年もずいぶんとここ唐津の海に、唐津マリンスポーツクラブさんにお世話になりました。
志賀島・長崎だけでは不便が多かったので、かなり助かりました。
今年は定期的なボートダイビングも含めて更にお世話になります。
そしてここに来ると時折、今から15年くらい前、初めてこの海に潜った日の事を思い出したりします。
オーストラリアでスキューバダイビングのライセンスを取って、福岡のダイビングショップに就職し、初めて玄界灘の海に潜った場所がここでした。
初めて着たドライスーツに息苦しさを感じたこと、ヘタすぎて潜降できずに水面でジタバタと暴れまわったこと。
水中に入るとライセンスを取ったオーストラリアの海に引けを取らない澄んだ水に驚いたことも鮮明に覚えています。
海の中は陸上と違って何年経っても変わらないので、今でもその時にタイムスリップしたみたいな、そんな不思議な気持ちになることがあります。
この日もそんなことを思い出しながら潜っていました。
水温は前日よりもぐっと冷たくて、コンピューターに目をやると13℃と表示されていました。
個人的に冷えた海は好きです。
前日同様オトシゴ岩には3匹のタツノオトシゴ。
4匹目が見付からない。
前日同様、殆どの漁師さんが一番おいしい天然魚だと言う『シマアジ』が小さな群れを作って泳いでいました。
シマアジってこんなところにも生息してるんだね。
是非一度唐津の天然シマアジ、食べてみたいものです。
透明度は前日より少し落ちたけど、釣り客も少なかったし、いい潮が入っていたお陰で、大きなアジの群れも見ることができました。
行く手を阻むアジの群れはほんと圧巻。
年末程の数ではなかったけど、すごい数でした。
このビーチでこんな群れを見たことは無かったので、もっと探索してみたい気分に陥ります。
タツノオトシゴだけじゃなく、ここはヨウジウオ系の魚もかなり探しやすい。
ヨウジウオに、タツノイトコ、サンゴタツとも高確率で出会えるし、
ペアで見られることも多い。
砂地にもいろんな生物が潜んでるし。
ウミウシだって歩いてる。
この日はレアなトゲトゲウミウシも、ウミウシ好きの順子さんが見つけてくれました。
沖の砂地をそろりそろりとお散歩しておりました。
触角の付け根のつぶらな瞳が何とも愛らしい限りです。
そう、志賀島ほどでもないけど、まぁウミウシも居ますし。
時折は漁師さんの網の中に入ったクエの姿なんかも見られます。
少しずつ調べ、捨て瀬と母体瀬の形がようやくつかめてきましたので、今年は両方の瀬を再び調査していきたいと思っています。
新しい発見がありそうでワクワクしています。
今年も皆様に楽しい休日をたくさん提案していけるお店でありたいと思っています。
末永きお付き合いを宜しくお願い申し上げます。
1月1日辰ノ口、
1月3日唐津、
1月4日唐津、
2022年寅年、沖縄在住の大将さんからのビールの差し入れもあり、大変良きスタートが切れました。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
(漸く、明日1月7日~14日までお休みとなりますが、ブログはちょくちょくアップされますので、チェックしてくださいね)