こんにちは、前田です。
昨日、今シーズン初の素潜り基礎コースが実施されている時、わたくし一人で捨て瀬にいてました。
前回、ストロボがきちんと土台にはまってなくて点灯しなかったり、モニターOFF設定にしてたので、小さなファインダーを覗いてしか写真が撮れなくて苦痛になりましたので、昨日は全ての動作確認まで終えて、電池系統全てフル充電で準備万端にしてやってきました。
施設から借りたタンクも240Barの空気が充填されておりロングダイブ上等の雰囲気。
水温もまだ18℃ということで、インナーも分厚いウォータープルーフ社の2Xで挑みました。
陸上がむちゃんこ暑かったのですが、一人でサササッと準備して入れば我慢できないレベルではないのでね。
水中は白けてて透明度2mというなかなか厳しい唐津の海でしたが、生物は確実に増えててに、アマモ場はすこぶる賑やかでした。
私も含め海の仕事に従事している人達全員が言っています『今年は水温があがらん』と。
そう、去年の今時期ならゆうに水底でも20℃を超えており、水面は24℃ありましたからね。
水温が低いと魚たちも少ないのかと思いきや、確実に魚は増えているから不思議です。
アマモの花もまだ咲いています。
動かないものとか、光を嫌わない被写体だと少し写真撮るのも慣れてきました。
ピントの合う距離やカメラの操作にもやっと少しずつ慣れてきたかなといったところ。
しかし、ストロボを使った撮影が上手く行かず四苦八苦しています。
当然ですが、ストロボを使うとモニターで目で見た通りに写真が撮れず全く仕上がりをイメージできません。
なんこれ。
そもそもストロボあたってる?笑
ホウボウのチビっ子がいっぱいいたけど、なかなかうまく撮れず、なんかボヤッとした写真ばかりになってしまいました。
かわいいタツノオトシゴも、たくさん居たスナダコものっぺりとした仕上がりに。
構図をイメージして撮影するよりもまずはカメラの技術を上げないとなという感想。
モニターが反射して自分の顔が映るしかなり見えにくいから、ウルトラビューファインダーがあればいいなとか、
ストロボが弱いからもう少し大きいガイドナンバーのストロボがあればいいなとか、
上手く行かない理由を機械のせいについついしてしまいがちなんだけども…これは完全に練習&経験不足=実力不足という訳ですね。
暇をみてちょくちょくフォトダイブいこうと思います。
特に濁っていて太陽光の入る浅い水深だと、ストロボやホワイトバランスの設定が超絶難しいので、私たちの普段のビーチダイビングの環境はすごい勉強になる様に思うし、選択肢が多くて難しいから面白いんだろうなと、そんな気がしています。
選択肢が多いとその分たくさん意思決定しなければならないし、考えることが多い。
決まったことを1個やるだけの方が頭を使わないし、失敗も減るからその方が好きな人も居るかもしれません。
自分のしたい様にどうとでもできることは、難しいし時間も労力もかかる上に失敗もたくさんするけど、考える力も培われるし、上手くいった時の達成感は大きいだろうなと思いますね。
試行錯誤しつつぼちぼちやっていきます。
では、また明日。