こんにちは、マエダサチコです。
今日明日と志賀島&捨て瀬はクローズで海中止しました。
週末頃にはやっとこさ北東の風も弱まりそうです。
秋は北東の風が続き近海はなかなか潜れません。
北東の風が吹くと、志賀島は波の高さたった0.5mでクローズ。
捨て瀬に関しても1.5mを超えるとクローズ。
この日は気温が上がり北の風が弱まるかと思いきや、全くダメだった。
仕方がないので現地判断で家康に行くことにしました。
5月から志賀島に潜れていないアサガオのバディはひろし。
ひろしは女子に人気者のバディ。
その理由は簡単。
文句も嫌味も言わず、いつ何時も透明度がゼロでもキチンとついてきてくれるということ。
何かを生物を見せたりする必要もない。
自分で自分なりのダイビングを楽しんでいるし、それを押し付ける事もない。
必要ならばバディのライトやダイコンにもなってくれる。
エアーも早くないし、安全管理は自分で出来るし、万が一の時はもちろん助けてくれるスキルも持ち合わせている。
よって好きに地形の復習をしたり、時間をかけてゆっくり水中写真に没頭することもできる。
そりゃ人気者になるね。笑
この日もアサガオの良きバディとして2人で透明度0~4m(平均2)の家康を楽しんでおりました。
遂に玄界灘の水温が24℃まで下がり、寒がりのアサガオはドライスーツに衣替えを済ましていました。
海の中は、オドリカクレエビが大量発生。
クマノミは志賀島よりも早くこちらに来るでしょう。
既に七ツ釜まで来ていますから。
もう間もなくです。
こないだ家康をガイドしたふーみんも書いてたけど、ウミウシが少し増えた気配がありました。
ヒロ・シロ・アオしか見れなかった前回とは違いました。
大きいのもちらほら。
クリヤイロウミウシはお食事しながら繁殖していました。
良い傾向が観察できましたね。
さて。
私はというと、この日は、年内MSDを目指すラムちゃんのさなかの見分け方SPコースを担当してきました。
何本も潜っていると『魚なんて実際に目で見て、図鑑で調べれば自然と覚えらるようになってくる』なんて思ってたんですけど、そもそも何の基礎知識もない状態ではそうはならないんですよね。
図鑑をひいて魚を特定するにも基礎知識が必要。
なので、こちらのコースではその知識や魚を見分けるコツを学んでいくのです。
普段は全く気にも留めないような砂地の地味な魚。
岩場を泳ぐ名前が分からない魚をじっくり観察し、スケッチしていきます。
名前や独特な生態を知るとこれから先のダイビングにどんどん深みが出てきます。
知識がないとすぐに飽きちゃう。
『魚興味ない』って言ってカメやマンタをただ追いかけるダイバーに深みもない。
魚だけに言えることではもちろんなくて『興味がない』って言葉で、学ぼうとしない知ろうとしない人を見ると可哀想だと憐れんでしまう。
人としての深みがどんどん損なわれる様に思います。
話しはそれましたが、ダイブショップサンライズでは、ダイビングがより楽しく、そしてためになる各種SPコース随時実施しています。
また、ダイブショップサンライズパス(DPass)に入っていればダイブショップサンライズで受けたSPコース全て、ガイド料だけで何度でも受講可能です。
中性浮力SPコースにドライスーツSPコース。
ナビゲーションや水中フォト、魚の見分け方やナチュラリストなどなど、一度受けたけどまた学びたい方、是非リクエストくださいまし。
これから寒くなり講習も減ってくるので、暇を持て余したサンライズのイントラ勢がレクチャーします。笑
ご予約お待ちしています。
ではまた。