イサキって、なぜにあんなにも美味しいですかね。

塩焼き、煮付け、刺身、お茶漬け、フライ。
どうやったって美味しく食べれる魚って、案外少ないんですよね。

イサキは産卵を終えたあと、深場で休憩します。
夏になると、岸近くで群れ生活をはじめます。
イサキはあたたかい海域を好むため、暖流が入らないところには集まってきません。
志賀島でも、暖流が入ってくるところでしか見ることができません。

佐賀県唐津市の松島沖に沈む、ケーソンはイサキが集まるスポットになっています。

昨日は、ちょい濁り気味の透明度5m。
流れはなく、潜りやすかったのですが、イサキの集まりはいまひとつでした。

イサキは、流れがあるとまとまり、流れがなくなるとばらけてしまいます。

ばらけたイサキを、ガイドのきいこさんが沖から集めてくれたのですが、
サンライズの人たちはケーソンの方を向いて一列で座っていました。
その光景が、きいこさんには印象的だったそうです。
水温は24℃でした。
ちゃんまりが海パンを履いている理由は、寒いからではありません。
太ももの前と後ろが裂けてしまったから。

スキン素材は生地が薄くなると、やぶれやすくなります。(特に下半身)
やぶれにくくするためには、自分の体を細く設定して、テンションをかけないようにするしかありません。
寒いと思ったら、
お花みたいなアワサンゴでも見て気を紛らわせましょう。

アワサンゴは、志賀島や辰ノ口や青海島には生えません。
こっちゃんのお友達、たえこさんは、600本ほど潜っているベテランダイバー。
ひさしぶりの日本の海を楽しんでくれてました。

1本目は60分ほど潜って、松島の港で休憩しました。

潜る前、顔に書いたうさぎはすっかり消えてますね。

日陰なしの炎天下で食べる、まゆみ弁当。
(朝、社長自らサンライズまで届けてくれました)

⭐️管理栄養士まゆみの体に優しい弁当の献立
ごはん(花エビふりかけつき)
鶏のレモン焼き(舞茸と大葉)
オクラの胡麻和え
卵焼き(アーモンドミルク)
ツムツムだけ大盛り注文でしたが、ちょうどお腹いっぱいになったそうです。
デザートは、とっくんの家で採れたスイカです。

海のときは、どぎつい味付けの市販弁当やデザートよりも、
自然の旨みや甘みが美味しく感じるのはなぜなんでしょうか。
海に潜ると、体が自然に戻るからかな。
2本目は馬渡島まで走って、大瀬の向かいにある「かくれ根パート1」で入りました。

こちらは、暖流が入っていたので、水深7mくらいまで水温28℃で底で24℃。
かくれ根のトップは水深14mと深く、底で24mほど。
馬渡島の西側は、断崖絶壁の大自然です。
都心から車で1時間30分、船で30分で、こんなところで潜れるのはすごいことですよね。

透視度もぐっとあがりました。

一昨日は、イサキ、アジ、スズメダイ、ネンブツダイがガンガン群れてて、トビエイもいたそうですが、
昨日は、流れがほぼなかったので、群れが少なかったです。

そういうときは、センヒメウミウシでも見て気持ちを切り替えましょう。
むらさきのイボイボがあなたを癒してくれます。

初夏のウミウシ代表です。
センヒメでだめなら、アラリウミウシでもいいでしょう。
アラリウミウシは、フジイロウミウシに似ていますが、ふちどりが違います。

夏のウミウシ代表です。
ニシキウミウシでもいいでしょう。
硬い、でかい、派手と3拍子揃った外人系。

通年ウミウシ代表です。
こちらはイソギンポ。
仮面ライダーアマゾンと呼んでいます。

これは朝顔しか見てない、オキマツゲくん。

コケギンポのふさふさがないバージョンの魚です。
それ以外はほぼ一緒なので、コケギンポの方がグレードは上のような気がします。
水深20mの砂地の岩の間に、ハナイカの玉子がありました。
志賀島にあるやつよりも、数が少ないですが、深い方が生き残りやすそうですね。

こっちゃんは、ウミウシラボ新会長のじゅんこさん(写真が気に食わないみたいですので、近々変えます)と
一緒に、一所懸命ウミウシの写真を撮ってました。
が、
こっちゃんは普通の空気。
じゅんこさんはエンリッチ。

みんなと同じように潜っていたら危険です。

DECOが出てるから、すぐにあがって〜!と店長に言われ、
急いで緊急減圧停止に入りました。

DECOが出てすぐだったので、3分程度で減圧指示は消えましたが、
ちゃんとダイコン見ないといけませんね。
こっちゃん曰く、
ダイコンの見方がいまいちわからなかったようなので、エンリッチの講習を受ける際、
しっかり勉強しなおしましょう。
帰りがけ、断崖絶壁を見ていたら、やぎいました。

動物好きの女子たちは、きゃ〜かわいい〜❤️と大はしゃぎ。

黒1匹、白2匹(うち1匹子供)
こんなところで何をしているのかわかりませんが、3匹とも海を眺めていました。
ヤギ泳ぎで、本土までわたる計画でも立てていたんでしょうか。
七ツ釜にも寄ってくれました。

ぽたぽた水滴がおちてきて、涼しいですね。

まとめ
玄界灘のボートダイビングでは、ウエットスーツやフードベストをしっかり着込んでおくことと、
ウエイトを少し軽めで潜ることと、
日焼け止めは水で簡単に落ちないものを使うこと。

次回の玄界灘ボートダイビングは8月2日は満員で。
RIO


