こんばんは。ふーみんです。
いつもニコニコ微笑みの国ふーらんどでお馴染みの俺ですが、昨日は最低最悪の気分でした。
なんでかって言いますと、大変な出来事があったからです。
主に3つあります。
ガイドが下手すぎて店長に怒られたこと。
せっかく岡山から来てくれたささしょうに唐津の海を満喫させてあげられなかったこと。
意味わかんない小道を曲がってハイエースをぶつけたこと。
(意気消沈している俺が事故を起こさないように、唐津から天神まではRIOさんが運転してくれたのに、天神から駐車場の間でぶつけました。バカです。)
ここ10年で最も自殺したい日でした。(まさに自殺したいオブザイヤー誕生なんてね。てへぺろ。)
こんなときの昔の俺なら、のどごし生を1ダース飲んで、ファミマのコロッケをやけ食いして、ベッドであおむけバタンキューやっちゃって、すべての事象を忘却の彼方に葬り去ってしまうのが通例なのですが、さすがにこれは忘れてはいけないレベルです。
マジで勉強して真剣に練習しないと、サンライズの人たち全員に迷惑がかかってしまう。
今回、ほんとうに反省しました。
ほんとうは振り返りたくないんですが、自分のために振り返っていきます。
嫌だったら、見ないでください。
1本目は家康ポイント。
潜る前は少し緊張していましたが、なんとかなるだろうとタカをくくっていたときの写真です。
あ〜この笑顔がいやですね。
今となっては見るのも嫌な写真になりました。
堤防沿いを20分かけて、タツノオトシゴを探しました。
こんだけ探したのにゼロ匹でした。
こんなに見事なゼロも珍しいです。
このときの俺といったら、それはそれは、すごい焦りようで、手汗で両手の中をじっとりとしめらせていました。(潜っていても、手汗は水の質が違うからわかるんです)
カエルアンコウを探そうと思って、反対側の船付き場にいったけど、この時期いるわけなかったです。
ひたすらに、捨て瀬にあるみたいな石の上に散らばったゴミの山を鑑賞させてしまいました。
何にも見せられなかったもんだから、ガンガゼ地獄の斜面の上でスズメダイの卵守り行動を見せてしまいました。
よく考えたら、こんなとこでゆっくり見るの不可能!!
まじでごめんなさい。
店長とはっちは先に戻ったんですけど、フジナミウミウシをゲットしていました。
綺麗なオドリカクレエビもゲットしていました。
ささしょうに合わせる顔がありません。
オトシゴのペアもゲットしていたみたいです。
喉から手が出るほど欲しかったオトシゴはどこにいたんですか。
教えてくださいよ。知ってるんだったら。ぷんぷん。
うちらのチームは普通のウミウシ(特にキイボキヌハダウミウシ)しか見れませんでした。
もうやだ。
1本目終わって捨て瀬に戻る途中、ささしょうのために店長が唐津観光に連れていってくれました。
俺の失敗をさりげなくカバーしてくれていたんですね。
ありがとうございます。
天然記念物の立神岩です。
海水がめちゃめちゃ気持ちよくて、失敗したことをすっかり忘れてしまいました。
ほんとうは次のダイビングのために、緊張感をもっていればよかったんです。
なんでもすぐにポンポン忘れて、気持ちを切り替えてしまうところは、俺のいいところでもあり、悪いところです。
今回は裏目にでました。
2本目の捨て瀬のガイドは、ささしょうとたちばなさんのふたりを担当しました。
とーくーにー潜ったことがない唐津で潜るため、380キロ先の岡山からはるばる自家用車で来てくれていたささしょうを是非とも楽しませたかったです。
でも、実際は、
視覚狭窄いっぱーーつ!
最初にアマモ場でドチザメを捜しました。
今、考えたらドチザメなんて探さなくてもいればすぐ見つかります。
だからわざわざ探すなんて行為は馬鹿げています。
でも、このときはドチザメを見つけたら、すべてが丸くおさまると思っていました。
だから、必死に探しましたが、いなくてまじ焦りだしました。
そのあと、捨て瀬にいったんですけど、なぜか、中央の細長い砂地を3周回りました。
なんで、あんな生物が少ないところを、3周も回ったのか、いまだに説明ができません。
だって、ささしょうはこのポイントはじめてなんですから、もっと生物がいるところや、地形の変化が多いところにつれていくのが普通です。
今、考えたらわかるんですけど、このときはサハラ砂漠に迷い込んだキツネザルみたいに、頭がちんちんに混乱してしまって、砂地から抜け出せませんでした。
3周回って、はっと気がつきました。
こんなことをしている場合ではない。
しかし、ときすでにおそし。
エキジット時間がせまっていました。
家康ポイントでも、ここと同じような岩があるところで結構長く潜ったので、ささしょうは絶対に飽きていたと思います。
透明度も同じだったし、岩ゴロゴロの感じも同じだったし、魚がおらんとこも同じでしたし。
ごめんね、ささしょう。
ヒラメのうつ伏せでゆるしたまえ!
最後に、店長が見つけてくれたウミヒルモの花が唯一の救いでした。
すいません、店長。ありがとうございます。
2本目は、RIOさんが合流してみんなでナイトダイビングでした。
俺はアシスタントとして、役割を全うしようと心に誓いました。
それくらいしか、今日来た意味ないですよ。
あります?
あったら教えてほしいくらいですよ。
ライトを5つ設置してから、沖にいきました。
潜ってすぐは明るかったですけど、だんだん暗くなりました。
俺のこころと同じです。
夜の海で、しかも大人数にかかわらず、RIOさんはお客さんをきちんとコントロールされてあって、さすがだなあと思いました。
みなさんが見たかった生物は全部発見していました。
ぜひとも、見習いたいです。
しかも、めずらしいウミウシまで発見していました。
ワグシミノウミウシだろうと思います。たぶん。
俺みたいなもんが、たぶんとか、曖昧なことをいう資格ないのはわかっています。
「たぶんだって?そんなこというやつは、寝ぼけたアイゴみたいに死んだふりでもしておけ!」とみなさんお思いですよね。
それはがってんのすけです。
たとえそう思われたとしても、知らないものは知らないとはっきり言うことにしました。
知っていることは知っているとはっきり言うことにしました。
曖昧なことが曖昧なまますませることにしました。
生物がいたら必死に教えました。
ブログ用の写真だって綺麗に撮りました。
ライトだって振り回しました。
1秒も気を抜くことなくがんばりました。
それは嘘ではありません。
ほんとうです。
うそです。
中間です。
信じてください。
アシスタントの役割をまっとうしたんですから。
スレートも照らしたんですから。
さっきまで寝ていたホタテウミヘビがダイビング終盤で動き出しました。
ある意味でこれもすごい演出です。
こんないいタイミングで動き出すことなんてありますか?
でも、あとで聞いたらここは俺がぐるぐる3周回った砂地でした。
まじで、ぞっとしました。
ここは、ぞっとする砂地に認定です。
60分かけて戻ってきてみると、ウミタナゴがいっぱい群れていました。
最後の最後にこういう演出をさりげなくできるRIOさんはマジで天才だと思います。
俺はそんなレベルにはまだまだほど遠いです。
RIOさんと店長のガイドについていって、どんなガイドをしているのか、学び直します。
一から出直します。
だから、見捨てないでください。
お願いします。
いいやつなんです。
俺。
まずは、ダイビングガイドのイメージトレーニングの方法。
ここですね。
俺に足りないのは。
それ以外に足りないところはどこですか?
足りすぎるところにしか目がいかないもので。
困るも困らないも俺次第てことでいいすかね。
あっりかんぱい。
じゃ。
FU-MIN