一生一緒に潜っていくであろうと思われるダイバー仲間たちともいずれは別れがきます。
転勤、出産、病気、出禁、心変わり、怪我、失踪、死。
いずれも悲しいことですが、非永遠的な儚さがないと瞬間瞬間を愛おしくすることができません。
それは日本人が歴史の中で培ってきた感性とも言えますが、日本人に限らず永遠に続くものに「美」は宿らないのは誰しもおもうところではないでしょうか。
レオくんが1000年生きると思ったら、レオくんとの時間は今より希薄なものになると思います。

今回、2025年から2026年にかけて潜り倒したイカさんとカニさんの送別ダイブを行いました。
二人は、ファッション、食、恋愛、筋トレ、ワーホリなど若い子が好きなことには一才興味がない若者です。
そのかわりにこれだけは譲れないと思うものに全力投球していきます。
現代の価値観では、あれもこれもいろいろなことに興味を持つことがヨシとされていますが、実際あれもこれもしたところで、社会人としてのほんとの実力は身につきません。
それはスキルや知識だけなく人間関係なども含めたお話です。
あれもこれもやっていいのは何にも興味を持てなくなった暇な人たちがやること。
若いうちにはなにかひとつのことをしっかり打ち込んでいく方が、あとあととても大きな力を発揮することが多いのです。
集まった人数は20名弱。
送別ダイブがありますよと声をかけたら、イカとカニのことを思っている人、思っていない人、合わせて20名弱集まる集団力はサンライズの強みです。
1本目はカニのガイドでP8に行って、カニを見つけてくれる約束をしてくれました。

北東のうねりが残り、曇り空、誰もいない、切ない雰囲気。
まさに送別ダイブ日和。

人数的にタンクを2本使えないから1ダイブ40分勝負。
みんなでブイに集まり、ブイから潜行しました。

当たり前のように水中は暗かったのでした。
でもカニにはそんなこと関係ありませんでした。

パリピ的規則に則りみんなをワイワイと引き連れていきました。

注目型の親分感が出ていました。
P8に着いたらカニを見つけるべく、岩の隙間を丹念に探っていきました。

カニはすぐに見つけてくれました。
さすがカニ。
そのあとはカニの不得手な背面泳ぎの無理強いをしてきました。

帰りにチェーンを見失いかけましたが、イカアシ(イカアシスタント)に助けられ帰ってきました。

時間ぴったりの100点のガイドでした。
さすがかに。
日常の激務で疲労困憊のイカは、ミューフィンが脱げずに不吉な予感。

2本目は1本目でアドバンスの講習をしていたあっちゃんと店長もファンダイブにくわわりました。
イカガイドではイカ玉瀬にいく予定でしたが、イカも含め残圧が少なくなっていたので目的地P3に変えました。
P3といえども道に迷ってしまっては全員を安全に連れていくことはできません。
イカとカニアシは綿密な打ち合わせをしていました。

イカは、誰かにおもねっていそうで、おもねっていないブリーフィングで会場を盛り上げました。

濁りが増した2本目。
イカの心を表すかのような曇り空でした。

エントリー直後、ウミウシ岩まで一直線でした。
うしろを振り返らず、まさにイカのようでした。

急ぐ人にありがちな「見失い」がおきました。
一応ウミウシ岩を見つけれたものの、裏側をぐるっと周りロスタイムを起こしました。
ウミウシ岩の表からP2にいく途中、右にズレていきました。
P2の手前のがれ場につきました。
イカは道に迷ったことを伝えてきました。
Rio先生と店長はカニとふたりでどうにかしてくださいと言いました。
それがふたりだけの心のガイドだからです。
しかし隣にいたふーみんがP2の場所をすぐに教えてしまいました。
アホです。

そのあとはP3までスムーズに向い、生物を教える余裕が出てきました。

イカは白瀬でのバディダイブは数本しかしていないですし、ガイドのやり方も大して教えていません。
ここまでできるのは日頃から考え、復習しながら潜っているからに他なりません。
楽しい時間も儚く終わりをつげました。

P2からラーメンマンの砂地に帰ってきた時、涙が出たそうです。

素敵なガイドをありがとう。
きみは味のある面白いダイブマスターになれます。
送別会はサンライズの隣のビルにあるたこ焼き屋さんを貸切で行いました。
呼びかけたら30名弱集まりました。
飲み会となると、イカとカニのことをどうとも思ってない人も、思っている人、どちらも集まる集合力。
サンライズの強みです。
乾杯の挨拶は友禅染めの講師ツムツムにお願いしました。

今回はたこ焼きをたくさん食べた人に豪華景品をプレゼントすることにしました。

食べるごとに正の字を書いてもらいました。
送別会のスタートは、イカとカニのいいところを一人づつ伝えてもらいました。

いえーい!

イカとカニのことをあんまりしらない人も伝えてもらいました。

・・・・・
ラストはイカとカニと同期のオイルさん。
やっぱりちーっとばかしさみしいみたいです。

いいところを言ってくださいと言われますと、あまり付き合いのない人は、表面上の見たまんまのいいところしか言えませんが、しっかり付き合っていった人は、いいところと同時にわるいところも思い浮かべます。
その両方を一旦皿の上に出して、一歩引いたところから客観的に見たうえで主観的にいいところを述べます。
ある種の分析的評価ですが、相手を喜ばすだけの言葉よりも響きます。
サンライズからも感謝状を送りました。
感謝状の内容はいつ読んでも嫌な気分にならないよう書きました。
洗い替えのサンライズTシャツもプレゼントしました。

カニはこう見えて、TシャツSサイズです。

疲れ切って笑わないイカ。
わらえ!

今できる最大限の笑顔。

100キロ歩けませんね。
イカとカニのことを思っている人達からのプレゼントを受け取って喜んでいました。
カニはいずれ本当のカニになると思います。

愛情と感謝をいっぱいもらったイカとカニはとあるゲームをはじました。

サンライズで購入した数万円相当のダイビンググッズをくじ引きでプレゼントするゲームです。
アドバンス講習中のあっちゃんはスーツもっていないけれど、スーツシャンプーをいただきました。
ドライスーツ、ウエットスーツ両方洗える万能シャンプーです。
ぜひ洗ってみてください。

朝顔はくるくる折りたためるスノーケルを頂戴しました。
このスノーケルは日常的にはBCにぶらさげておきまして、必要に応じてマスクに装着して使えます。

イカと仲良しの玄米さんはRIO先生お気に入りのサンリオキャラをゲットしました。

いかついやつにはやっぱサンリオです。
まゆこんぐはクマモンのストラップカバーをもらいました。

イカと玄米とおそろいです。
カメラマンたつぼうは高級カラビナをもらいました。
100%たつぼうがもらうべきでないアイテムでしたが笑顔でもらって帰りました。

新婚あやかはスレートにつけるペンをもらいました。

これでどんどん魚の悪口が書けますね。
いい1日でした。
来月から普通の人のペースで潜りにきます。

イカ心の声でした。
今回は新旧入り乱れての送別会でした。
お店の歴が長くなっているせいで、層が幾重にも重なっています。
それは面白いことになることを知りました。面白いにもいろいろな種類があるわけですな。

ぽっと出のお店ではなかなかできないことです。
くじけずどしっと構えてやってみたいと思える勇気をもらいました。

たこ焼きをたくさん食べた人結果発表
1位あっちゃん43個
2位ふーみん31個
3位まあさ30個(最後に1個追加しました)
どべはRIO先生で2個
どべ2は前田店長で5個
でした。

イカはたこ焼きを100個たべられんかったいか。

10/4(日)
潜水場所:志賀島・白瀬
潜水時間:40分、50分
最大深度:10m
透明度:3~5m
水温:24℃
MEMO:ロクハンはちょうどいいけど、ウエットスーツだけだと寒いからフードベスト必須


