5月に痛めた筋がなかなか治らずに困っています。
これから早退してまた治療に行って参ります、前田です。
しかし、腕が痛くてもこんな日はらくちんらくちん。
作業が得意な男性3名来てくれましたので。
運転も荷物運びもタンクチャージも全部やってくれました。
トンカツくらいおごっちゃろ。笑
今週、この日だけ奇跡的に海が凪ぎました。
ここんとこ仕事が忙しくなかなか海に来れなかったざいちゃんと白瀬に潜りたいさかもっちゃん。
22日開催のカステラカップに向けてフォトダイブを楽しんでいました。
さてさて。
玄界灘っ子のみなさま、秋の志賀島は毎年少し寂しいのをご存知でしょうか。
透明度は悪くなくてもなんか寂しいんです。
魚が多くてもなんか寂しいんです。
水温が一番上まで上がった後、
水温が下がりはじめて透明度が上がりだす12月までの2ヶ月間くらいかなー。
春にあれだけ生い茂っていた海藻が全て姿を消しているからなんだと思います。
アマモが消えた捨て瀬なんかもそう。
やっぱり海藻がない日本の海ってなんか物足りなく感じてしまいます。
とはいえ魚は多いからダイビングする分にはいいんですけどね。
昨日はやけにコケギンポが目につきました。
水温もまだ25℃あり、イソギンポやヒメギンポ、ナベカなんかのギンポ系も多かったです。
人気種タツノオトシゴの可愛い姿も見られたし、
鳥のヤマドリと同じく日本固有種で、独特な繁殖方法がダイバーにも人気のヤマドリなんかも見れました。
わたし個人的には、ここ玄界灘で見られる魚の中でかなり好きな種です。
あとは、水温25~6℃で産卵するマダコの卵保護も観察できました。
産み付けられて間もない様子だったので、これからひと月頑張ってほしいものですね。
あとは、昨日の水中、やけに辰ノ口っぽい生物が多く目に留まりました。
アオサハギ。
背景がソフトコーラルなのも辰ノ口っぽい。
キンチャクダイやチョウチョウウオの幼魚、
ソラスズメダイに混ざってナガサキスズメダイも多い。
なかでも昨日はクロホシフエダイやタテフエダイ、フエフキダイ科の魚の幼魚があちこちに居たのが驚きでした。
イソギンチャクエビはすくすくと成長して完全に大きくなってるし。
アカホシカクレエビもイソギンチャクもむっちゃ多いです。
いつまでここ玄界灘で過ごしてくれるのかも気になるところです。
そして、クマノミが来るのもあと2年だな。
ちなみにこの日、私はウミウシラボ。
会長キュウちゃんとウミウシの少ない白瀬で調査してきました。
調査報告はこちらでご覧くださいまし。⇒ウミウシラボ調査報告10月4日
では、また明日。