ぽかぽかの心地よいお天気の週末、この日もホームグラウンド志賀島白瀬に潜りに行きました。

前日、長崎で『あびき』と呼ばれる現象が起こり、数分で120cmもの水位変化が発生して、この日も注意が必要だとアナウンスがされていたので、いつも以上に注意を払い慎重に潜ってまいりました。
ちなみに『あびき』とは、春の低気圧による気圧変化が原因で3月~4月に九州西海岸や長崎湾で発生し、10分ほどの周期で海面水位が1~3m以上も急激に上下し、激流や船舶の流出、浸水被害をもたらす副振動のことです。意外と知られていないけど、我々九州のダイバーは知っておきましょうね。
ま、結局何事もなく安全に一日過ごせたのでよかったです。
そんな楽しい一日をご報告。
MSDのてるちゃんとにのは2人でまったりバディダイブ。
DM候補生のアサガオはおニューのスーツでクロウサギ姿でアシスタントに入ってくれました。

どーも、前田です。
ファンダイブは、大ちゃん・サクサク夫婦と

イカ・カニ夫婦。

まだまだ水温は年末と同じ15℃しかありませんもので、寒がりサクサクは15分で寒いと訴えておりましたが、そんな中でもみんなでフォトダイブを満喫してきました。

大ちゃんは慣れない縦撮り動画撮影に励んでいました。

生き物の写真を撮ると、名前も早く覚えられます。
うまく撮れなくてもいいのでまずはたくさん撮りましょう。

クロミドリガイにヒメクロモウミウシ。

クロヘリアメフラシ団子に

クロヘリアメフラシアイ。

タツノオトシゴ。

稚魚にアタックするアサヒアナハゼ。

ホンダワラに身を潜めるアサヒアナハゼ。

うまく撮れています。
そして、この日は大きな小型だけどフグと同じ猛毒のテトロドトキシンを含むことで有名なレアなヒョウモンダコ2匹にも会えました。

普段は夜行性なのであまり見られませんが、繁殖の時期が近いのでしょう。
ヒョウモンダコはわずか1年の短い寿命で一度だけ繁殖行動を行ってその後死に至るという一回繁殖の生態を持つタコです。
初夏に生まれて1年の内のほとんどをプランクトンとして過ごし、秋から冬に急激に成長し成体となり、繁殖をしてその生涯を終えるんです。
しかも交尾の後にメスはオスを食べ、メスはオスから吸収した栄養で産卵し、その卵が孵化するまで飲まず食わずで卵を守り、卵が孵化すると死んでしまうという種の存続のためだけにただ1年を生きています。短い期間で成長・繁殖・命の連鎖を体現していてなんか感慨深い気持ちになります。
そんな生き物に水中で出会え、観察できるとはなんとも嬉しい時間。
何度潜っても、日々変化する志賀島の海、やっぱり楽しいんですよね。
カニちゃんも、前回よりも魚が増えたと、些細な変化を感じて楽しんでくれました。
海だけじゃなくて、自然の変化を感じること、気づくことってほんと大切だと思います。
我々自然の中で生きてますからね。
最後はリクエストでシグナルフロートを上げる練習もしておきました。

ほどいた紐を右手に巻き付けてみる。
いーとーまきまきいーとーまきまき・・・?

オクトパスのホースにからみついたなぁ。

この日も楽しい一日となりました。
ご参加の皆様、いつも楽しい時間をありがとうございます!
4/11(土)
潜水場所:志賀島/白瀬
潜水時間:154分
最大深度:11.5m
透視度:3~5m
水温:15℃


