志賀島の東海岸道路車で走っていると、背の高い海藻が海面で漂っているのが見えます。
1本や2本ではなく大量に。
今年は海藻のあたり年らしいので、赤瀬から黒瀬までドリフトダイビングで見ていくことにしました。

調査はプロダイバーのみで行われました。
赤瀬のエントリーは、崖を降りますので、足腰の弱いダイバーは赤瀬に入れません。
また、赤瀬は志賀島の先端に位置していますので、白瀬に比べて波が立ちやすく潮も早く流れます。
そういった意味でも中級者以上のポイントになります。

ひさしぶりに入ってみますと、あれだけたくさんいたウニがいなくなっていました。
水温も白瀬より高く、17℃ありました。
赤瀬から黒瀬まではゆるやかに右カーブしているため、ナビゲーションがすこしむずかしくなります。
水底はワカメにおおわれていて、地形も見えませんのでさらに難易度があがります。
ワカメは元気いっぱい、水深3m~10mに群生していました。
どれも背が高く、肉厚で、食害も見られませんでした。

途中、巨大カイメンを発見しました。水深6m。
砂地が少ない赤瀬。

キヌハダウミウシが貴重な砂地を占領していました。
水温が高いからでしょうか、白瀬には少ない海藻が赤瀬にはたくさん生えていました。

イカの赤ちゃんが浮遊。ヒラメの稚魚がうろうろ。
黒瀬に近づいてくると、ワカメが減ってきて、アカモクが増えてきました。

水深6mの海藻の中で、65cmほどのマダイが5匹で群れていました。
春の産卵行動です。
ダイビングで見れるのはなかなか稀なことです。
1時間30分泳いでも黒瀬に着きません。
黒瀬まで泳がないと、階段がないのでエキジットできません。
さすがにエアーが減ってきますので、徐々にスピードを上げて泳ぎます。
まゆこんぐは潜る前にルイボスティーを飲んでいたせいで、トイレが限界でしたのでさらに急ぎました。
でも、着いた時には110分潜っていてびっくりしました。

赤瀬から黒瀬までは800m以上ありますので、1ダイブで多くを見て回ることはできません.
また調査したいと思います。
大本命アカモクは黒瀬から白瀬にかけて生えているため、2本目は黒瀬から白瀬まで、ドリフトダイビングで調査開始。

黒瀬から白瀬まで横並びに生えているアカモク。
黒瀬側のアカモクは、根本から先端まで葉が全体的についていましたが、密集率が低い。

オス:生殖器が長く先端が丸い
メス:生殖器が短く先が尖っている
さて、この写真のアカモクはオスでしょうかメスでしょうか?

実際に比較するとすぐにわかりますが、写真で見るとわかりづらいので、海で見てください。
アカモクの中に生えているワカメは葉っぱがたべられていました。
誰のしわざか当ててみてください。

アイゴ?イスズミ?
違います。
答えはアメフラシです。
アメフラシの好物はワカメちゃん。

アイゴやイスズミもワカメをたべますが、水温が低いので出てきません。
白瀬側に近づくと密集率があがりました。
密集しすぎて、根元は葉が薄くなっており、先端に葉が集中していました。

中に入ると器材に絡んで危険なので、外側を回ります。
アカモク密集地帯は北白瀬で終わっています。
そのまま白瀬に戻ってもよかったのですが、めぐが、白瀬ひさしぶりだったので、北白瀬から
p3に行くことにしました。
ガイドはまゆこんぐにしてもらいました。

やっぱり白瀬はちょっと水温が低い。
アカモクもちらほら生えています。

まゆこんぐは、人の助けをもらいながら、なんとかp3へと辿り着きましたが、
p3から最短でp1に行くというミッションは成功せず、遠回りしてp1へと辿り着きました。

ダイブダイムは100分。
これだけ泳ぐと、さすがに運動した感がありました。
いつもならお腹が空いているのに、逆に空かない。
毎回このダイビングしていたら、痩せそうです。


