唐津ボートダイビングのいいところは、エンリッチドエアー(ナイトロックス)を使用できるところです。
でもエンリッチのライセンスをもってないと使えないのであります。
今回のボートダイビングでは、みーちゃんとこまちゃんがエンリッチ講習を行ってまいりました。
先生は、安心安定の前田店長でございました。

みーとこまりは高等学校からの同級生コンビです。
1本目は、イサキで有名な松島のケーソンでございます。

イサキはまだまだ現役です。
暦の上では秋になってしまいましたが、夏の雰囲気はほぼほぼ終わっておりません。

水深22mで32%エンリッチ使用時の生体反応的差異を見ていきました。

大人のイサキにまかれながら行うエンリッチ講習が気になる方は、エンリッチのライセンスをとってみてください。

理解が追いつくまで丁寧に行っております。

イボイソバナガニも見れます。
休憩は馬渡島の「長崎鼻」でおこないました。
船は停止させており、ぷかぷか浮かんでいました。
時間がゆっくりあったので素潜りを行いました。
長崎鼻の水深平均15m〜17mです。
ウエイトを六キログラムつけて、下まで潜っていったらズドンと水底につきました。
あがるの大変だなとおもっていたら、フィンが片方脱げました。
フィンを捕まえて履いているうちに、どんどん苦しくなっていきました。
こういうとき、やばいと思ったらいさぎよくウエイトを外してください。
自動的にすーっとあがってまいります。
これくらいの水深ならおおよそ生きて帰れるわけですが、苦しくなった状態を楽しめる人間であれば問題ありません。
楽しみながらあがってもらえばよろしいでしょう。
2本目は、馬渡島の1級ポイント。
「大瀬」
独立礁で潮通しがよく、魚影が濃いポイントです。

ベタ凪。釣り人ゼロ。流れも弱く、最高のコンディション達成。

エントリーしたあと、大瀬の浅瀬でスタンディングできます。
潜る前に精神と身体の統一が可能であります。

大瀬からちょっと離れますと、がつんと深くなります。
5分間右回りにいってみましたが、潮の感じが左回りをおすすめしておりましたので、左にターンしました。

水深20m。
日本屈指のソフトコーラルがしっかり開いていました。
圧巻の景色でした。

もう少し深い方へ向かうと、ネンブツダイとクロホシイシモチがぶわーーっと群れていました。
水深30mを超えたあたりで、みーちゃんのレギュレーターから酸素O2が入ってこなくなってきました。
ほんとうは来ているのですが、そう感じてしまったわけです。
いわゆる酸素酔いの症状です。

息が吸えんけんちょっとまって。。
まずは着底。
大瀬に住んでいるミノカサゴの逢瀬を観察してもらい、気を紛らわそうと先生がんばりました。

ミノカサゴ逢瀬のおかげか、少し落ち着いてきたので、壁沿いにあがっていきました。
途中何度か息苦しさを感じながらも先生の手繋ぎでなんとか持ち堪えました。

なぜだかわかりませんが、みーちゃんはゴープロを回すと落ち着くらしいです。

退路中、残圧30で焦っている時に、クマノミを見せている僕の存在が邪魔でむかついたそうですが、怖くなるよりマシですね。

最後に、オキマツゲを見て結果オーライとなりました。

水深6m。
仕事やすんできてよかったですね。

今回の酸素酔いについてのおさらいです。

ブリーフィングで「酸素に酔ったら息苦しくなるかもしれませんよ。」と説明されているとき、みーちゃんは、自分もなるかもしれないと思いながら聞いていたそうです。
ある種の「暗示」にかかってしまっていたのかもしれません。
暗示であるとするならば、酸素酔いは気の迷いであるとも言えますが、検証が不可能でありますので、なんともいえません。
でもほんとうに怖いのは事前に聞かされていないねずみとりですけどね。

時速四十キロの虹の松原を五十九キロ走って十九キロオーバー。
反則金一二〇〇〇円の一点減点。
知らないこと、深いこと、流れること。
しっかり慣れていけば怖くない!


