どうも!DMのたつぼーです!
今日は、風が強いわけでも台風が発生したわけでもありませんが、辰ノ口のBlue Earth21の看板猫のたけしの体調が悪い
ということで、急遽予定を変更して辰ノ口に変更になりました!!
たけしの容態を心配しながら現地に向かいましたが、朝は姿を見せることはありませんでした…
心配な気持ちもありますが、折角辰ノ口に来たので潜ることに。
今年の辰ノ口は、ウニ駆除を実施したお陰で浅場には海藻が生い茂っており、そこを隠れ家とする幼魚やウミウシが
たくさん見られます!ミナミハコフグの幼魚もそのひとつ!
普段は、岩の影に隠れていることが多いですが、今年は海藻の隙間でもみれることがあります!
水温が高いせいか、すぐに大きくなりこのサイズのハコフグは、なかなかみれませんでした(笑)!
安定して見れるオキナワベニハゼも今年は多いように感じます。
ライトのみでもキレイに撮れる魚なので練習にはもってこいですね!
ライトのみで撮るのは、なかなか難しいですが、こちらもライトだけで撮影したアカオビハナダイです!
今年は、浅場でも見ることがあり、今日も水深10mでもみいることができました!
水深が浅い分、自然光が入りやすく写真が撮りやすくなるのでこちらも今がチャンスかもしれませんね!
この時期の産卵と言えば、アオリイカが有名ですが、他の魚たちもまさにベストシーズン!
スズメダイもあちこちで、産卵しています!
産みたてでまだ透明なタマゴから今にも弾けそうに銀色の目が反射するほど成長したタマゴまで様々な状態が観察できます!
岩陰では、志賀島では見ることが少ないオオスジイシモチも口内保育に励んでいます!
口内保育をする魚は、全ての卵に平等い酸素が行きわたるようにタマゴを咥えなおします!
その瞬間だけこのように、大きく口を開いて口の中のタマゴまでハッキリ見えます!
志賀島でも観察出来るクロホシイシモチも同様です!
じっくり粘れば必ずチャンスは来ますが、口を開くのは一瞬で、動き回るのでなかなか根気がいりますので
浅場だけでも1ダイブいけちゃいますね!
志賀島では不調な夏のウミウシも、辰ノ口ではどんどん増えてきています!
リュウモンイロウミウシをはじめ
セトリュウグウウミウシが3匹で繁殖行動をしている貴重なシーンを観察することもできました!
今年の辰ノ口は、体色の綺麗なセトリュウグウウミウシがかなり見れているのでウミウシ好きにはたまらないですね!
そして、今季初の夏のウミウシのアラリウミウシが登場しました!!
辰ノ口では、一定の水深にウミウシが固まっているため、1匹見つかればその周辺を探せば
いろいろな種類のウミウシが見つかるので、ウミウシ探しの練習にもいいかもしれませんね!
そして、こちらも今季初!!
去年はかなりの数が出現したけど、動き回るためなかなか見つけることができないフジナミウミウシです!!
やっぱり、このウミウシを見つけるとテンションがすごく上がりますね!!!
今日も、1本目と2本目でそれぞれ1個体ずつ見つかりました!
今年もフジナミウミウシの当たり年かもしれませんね!
エキジットする前の水深1m未満のところでも、大きくて撮りやすいカエルウオが姿を見せたり
夏の海になってきました!
この日は、最後までたけしの姿を見ることができませんでしたが、動物病院で処置をしてもらっているので
涼しい藪の中で休憩してたのかもしれません。
また元気な姿を見せてくれるようになったら、たけしのご飯を持って遊びに行きたいと思います!
以上、たつぼーでした!