こんばんは、マエダサチコです。
わたくしの地元、筑後の小郡では昨夜から『にわか雨』ならぬ『にわか雪』が降っているそうです。
同じ福岡なのに天神では風が強く寒い日くらいにしか感じないから不思議です。
しかし天神でこれだけ冷たい風が吹き寒いということは、海は大しけ。
今日は北西風10m、波の高さ3m以上です。
こんな日は流石にどこも潜れないので海のプログラムは全て中止して、月末の事務仕事を片づけています。
明日からは風も弱まるので(とはいえ志賀島には潜れませんが)呼子までウミウシやオトシゴを見に行こうかと思います。
やっぱりダイビングは1月中旬~5月頃までが最も見どころも多く楽しい、今まさにその季節なので出来る限り中止は避けたいのです。
この時期になると刺胞動物や海藻が一気に増えるので、それと比例して生物の種類も数も増すのです。
志賀島では観察できないツノザヤウミウシも呼子エリアでは見られたりして、広い海の中での宝探しの様な気分が味わえます。
魚は幾分減ってしまうけど、それでもチャガラやサビハゼ、アイナメなど冬の敵の少ない時期に繁殖行動を行う魚も多く、そんな瞬間に出くわすとより一層興奮します。生物の捕食や繁殖行動はいくら見ていても飽きないし、それを共感できる仲間がいる事にも嬉しく思えますね。
水も冷たくて気持ちがいいし、透明度も高いし、人も少なくて夏よりうんと楽しいと思います。
冬の厳しい玄界灘を十分に楽しめる様にしっかり備え、自身の準備不足やスキル不足、知識不足が原因で『面白くなかった』とならない様にして、ベストシーズンの海を満喫してください。
ほな、また明日。