素潜り講習2日目は、実際の海で「泳ぎ方」や「潜り方」の基礎を学んでいきます。
泳ぎ方は水面あるいは浅い水深で行うため、水圧がかかりません。
よって圧平衡のことを心配する必要はありませんが、縦に潜る際は圧平衡ができないと何もはじまりません。
圧平衡といえば耳抜きです。
次にサイナス(副鼻腔)の圧平衡をするわけですが、サイナスの場合何もしなくても勝手に圧平衡が行われるため、ほとんどの場合気になりません。
そしてサイナスが抜けずに潜れないというのは、耳抜きに比べるとかなり少ない事例です。
「ちょっと痛いなあ」くらいであれば、無理していくことも可能ですが、程度問題なのでこちら側としては潜って良いとも悪いともいえません。自己判断になります。
今回の講習生なべさん(50代男性)は目の奥が痛くて潜れませんでした。
目の奥が痛いのはサイナスが抜けてない証拠です。
前日のプールではすいすい抜けていたので、ご本人も驚いておられました。

耳抜きをいくらやっても、サイナスとはほとんど関係がありません。
どうにか潜ろうとがんばりましたがなべさんは水深2mまでしか潜れませんでした。

ブイの下にタツノオトシゴを見せようとスタンバッテるインストラクターがいますが、そこまでいくと激痛にさいなまれること確定です。
これまでの経験上、サイナスが抜けない人の特徴は以下のとおりです。
・深酒やってその翌日に潜る
・花粉症で鼻水ずるずる
・風邪の治りかけで鼻水ずるずる
・小麦(ラーメン、パン、パスタ)を毎日食ってる
今回のなべさんの事例では、小麦以外は当てはまらなかったのですが、小麦は昔からを食べまくっていると言っていたので、小麦には強い体質のようです。
でも耳も抜けづらいようなので一旦やめてみるのもありだと思われます。
あと考えられるのは、宿泊先のエアコンが効きすぎていてなにかしらの体調を崩してしまっていた、自分でもわからないレベルで、などなど。
サイナスも耳抜きもはっきりとした原因がわからないため、サイナス抜けないわたしは素潜り向いてないんだ、しょぼーんとなりがちです。
素潜りにおいて「万全」というのは稀なことなのであきらめてはいけません。
自分の体質をコントロールできるよう記録し改善するよう努力していくことで万全に近づけることしかできないからです。
つまり、素潜りの道は「いばらの道のように厳しく「1日してならず」なのです。
素潜り修行僧になってみたい方は、こちらから詳細見れます。
※海での講習は10月中旬までしかできません。それ以降は奥歯からガタガタ震えます。


